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ファイル名の付け方(機種依存文字について)

データを保存するときにつけるファイル名に、機種依存文字などを使用すると「リンク外れ」など思わぬトラブルが発生する場合がございます。

■環境依存文字(機種依存文字)

パソコンで使用できる記号に、環境依存文字(機種依存文字)というものがあります。
その名の通り機種独特の文字で、例えばMacintosh特有文字を、Windowsの相手に送信した場合、文字は化けてしまいます。

Windows特有文字をMacintoshに送信した際にも同様の結果となります。
リンクファイルにこのような特殊な文字を使用していると、送信先で文字が化け「リンク外れ」となりファイルが正常に開けない状態になります。

また全角の文字も化ける原因になる事がありますので、半角英数字がベストと言われています。
ファイル名には機種依存文字を使わないように気を付けましょう。

▼環境依存文字(Windowsの場合)

環境依存文字_Win

 

■その他の望ましくない記号

また、パソコンで扱う文字や記号には独特の役割を持ったものがあります。

例えば、Windows PCで「Cドライブ内のProgram FilesフォルダにあるAdobeフォルダ」を開いてみると、フォルダウインドウには、下図のように表記されます。

環境依存文字_02

こちらの通り「¥(半角円マーク)」は、フォルダ階層の区切りを示す記号と扱われます。

そのため、ファイル名に円マークを含めてしまうと、パソコンは そこが階層の区切りだと勘違いしてしまいファイルを正常に認識できなくなってしまいます。

この円マークのようにファイル名には望ましくない文字や記号があります。特に以下の文字はファイル名には含めないようにご注意ください。

▼ファイル名に望ましくない記号

環境依存文字_03

上記以外にも、例えばWebサイトへの流用なども考慮して、ファイル名には記号は(スペースも)なるべく含まず、半角英数で名前をつけていただきますとファイル名によるデータのトラブルが回避できます。