ニューヨークのアクリルフォトプリント工房「WHITE WALL」に行ってみた!
アメリカのニューヨークにアート作品をプリント出来る工房があると聞いて、少し前に訪れました。
お店の名前は「WHITE WALL」、ニューヨークのソーホー地区にあります。
今回は、とてもステキなWHITE WALLのショップの様子や、実際に注文した商品についてご紹介します!
WIHTE WALLとは?
WIHTE WALLはアクリルフォトプリントを直接オーダー出来るお店です。
ニューヨークだけでなく、ドイツ、パリ、ウィーン、スイスとヨーロッパにも複数のショップがあります。
本社はドイツのベルリンにあり、写真印刷やギャラリーの運営を行っています。
「ハイスタンダード」なサービスを提供することで、写真家やアートギャラリーなど世界中に400,000以上の顧客がいるそうです。
ニューヨークでの立地について
ニューヨークと言えば、ファッションやアート、グルメといった文化の発信地ですが、中でもソーホーと呼ばれる地域には多くのアートギャラリーが点在しています。
1件隣は画廊のようなお店で、ストリートを歩いていれば次々にギャラリーがあらわれます。
ここではLUMASというアートギャラリーが併設していて、アーティストの作品を堪能することも出来き、気に入れば購入することも可能でした。
WIHTE WALLの特徴
今回この工房に着目したのは理由があります。
以前オーストラリアに滞在していた時に、表面にアクリルを貼った写真作品をカフェやショップなど、一般的な場所でもたくさん見かけました。
日本にいた時はほとんど見たことがなかったため、とても気になっていました。
日本ではこのようなサービスは、まだ生活に入り込んできていないのかなという印象でした。(私が知らないだけかもしれませんが、セレブの間では人気なのかも・・・)
そんな時に、ニューヨークでアクリルフォトの加工をメインで行っている工房があると聞きました。
Webサイトを見たところ、フォトグラファーやアーティストの方はもちろんですが、個人でのオーダーもたくさんありそうな雰囲気だったので、益々興味がわきました。
そしてニューヨークに行く機会があったため、これはぜひ!と思い実際に足を運ぶに至りました。
いざニューヨークへ、そしてお店へ!
お店の入口は1階にあり、ギャラリー「LUMAS」が多くの作品と共に出迎えてくれました。
WHITE WALLでオーダーすることが出来る作品がたくさん飾られていました。
さらに、アート作品のストックをPCで選ぶことが出来たり、スタッフの方と相談が出来るオシャレなスペースも用意されていました。
そこから地下へ降りる階段へ。
地下へ降りると、WHITE WALLのオーダースペースに。アクリルフォトプリントをオーダーしやすいように仕上がりのサンプル掲示、オーダー方法の説明、そしてサンプルが壁一面にありました。
3ステップで簡単にオーダーできることが視覚的に表現されていて、私もすぐに理解することが出来ました。
作品のオーダー方法
ステップ1
写真をプリントする素材と、プリント方法を選びます。
実際の紙やプリントした際のサンプルが壁一面に貼られているのでそこから選ぶことが出来ます。
素材による色の違いなどを見ることが出来るので店舗に来る意味があるなと感じました。
ステップ2
サイズやカタチを選びます。
通常サイズの四角だけでなく丸や三角に加えてカスタムでのカットも出来るようです。
ステップ3
フレームを選びます。
フレームを付けるか付けないかは選択が出来ます。なんとフレームは80種類以上から選べるそうです。
店内にはたくさんのサンプルも飾られていました。
家族の写真や旅の思い出の写真を見ると、個人の方もオーダーしたくなるのではないでしょうか。
作品を入れるパッケージもとてもかわいくて、実際に作ってみたいと思う要素の一つに成り得ると思います。
細部まで作りこまれていて作品を作ることへのこだわりを感じました。
商品の品質は?
クオリティーを重視していることもあり、商品の品質はとても高いと感じました。
「LUMAS」に展示しているたくさんのアートコレクションも自身の作品のイメージにつながる空間となっていて、顧客の信頼を得ているのではないかと思います。
商品ラインナップは、アクリルフォトプリントだけでなくメタルプリントやキャンバスプリントなどもあり、紙だけでなく幅広いプリントが可能となっています。
Webでオーダーしてみた
今回はその場ではオーダーせず、日本に帰ってきてからWebでオーダーしてみました。
ニューヨークで撮影してきた写真をもとに、私のボスをイメージした作品を作ってみることに。
オーダーはとても簡単で、Web上でデータを送るというスタイルでした。
写真一枚でも入稿が可能です。
価格と配送は?
今回A2サイズの商品を2種類オーダーしました。
オーダーする時にサイズや形状、フレームの種類や加工オプションをを選ぶこともできました。
約2~3週間後に商品が送られてきました。
商品はかなり頑丈に梱包されていました。
今回それなりの大きさと重さがありましたが、発砲スチロールとプチプチに包まれ大切に送っていただいた様子がうかがえます。
作品にはWHITE WALLのラベルが貼ってありました。Seal of Quality。
仕上がりの作品はこちら!ジャジャジャ~ン
商品のクオリティーについては、ニューヨークで見た作品と同じでアクリルが輝きを放っています。
今回かかった費用は、1枚あたり$292、日本までの配送料$228でした。
海外から日本への配送代はそれなりにしてしまいますが、クオリティーを考えれば、また次回もお願いしたいと感じる人が多いのではないかと思います。
まとめ
ニューヨークから帰ってきた後に日本でもアクリルフォトプリント加工の作品を見かけるようになったように感じます。
日本では家の中に大きなアート作品を飾るという習慣がなかったという見解も聞きますが(もちろん飾っている人もたくさんいます)、もっとアート作品を家の中に取り入れて楽しもうという流れを感じます。
アートを身近に、というテーマのお店も登場しています。
海外では家族写真や恋人との写真などを家に飾るのが当たり前、といった文化の違いもあるのかもしれません。
日本でも、家で過ごす時間や自分自信が楽しむ時間を大切にし、アートと共に過ごすこともとても素敵なことなのではないでしょうか。
今後日本でもこのようなアクリルフォトプリントが普及していくのかなと期待しています!
written by Manami C