page2018で印刷業界のトレンドをウォッチしてきた
印刷メディアビジネスの総合イベント「page2018」が、2月7日〜9日まで、池袋のサンシャインコンベンションセンターで開催されています。
印刷業界に特化したイベントのため、一般の方にはほとんどなじみがないかもしれません。
今回whooがお世話になっている企業様が出展されていたり、ほんの少しだけwhooの名刺を展示していただいていることもあ、せっかくなのでイベントをのぞいてきました。そんなpage2018の様子をお届けします!
page2018とは?
今回で31回目となる印刷業界向けの展示会です。
印刷会社、加工会社、印刷機器メーカー、システム会社、パッケージ会社、フォント会社etc・・・印刷に関わる様々なジャンルの企業がブースを出展しており、専門のセミナーやカンファレンスも多数行われています。
ブースには大小様々な印刷機械が持ち込まれていて、その場で最新の機械のサービスをみることもできるのです。
フォントのモリサワさんのブースにいってみた
日本のフォント界の大物、モリサワさんのブースです。
whooでもモリサワさんの日本語フォントを使用しています。
モリサワさんはフォントを作るだけではなく多角的に事業を展開されています。
広ーい展示スペースにたくさんのサービスが展示されていました。
印刷物をWeb上で作成するときに必要になるレイアウトエンジンのデモ版がありました。
ここではパソコン上でテキストを入力するとオリジナルのシールが作れるということで、whooのシールを作ってみました。
プリンターからシールが出力されます。
その場ですぐに、whooシールができました!
実は難しい縦組みのレイアウトというのがポイントで、異なるデザイン&異なるフォントのシールが完成しました。
こちらのディスプレイでは好きなサイト上で自由にWebフォントを変更できるということで、whooのサイト上のフォントを変更してみました。
「はるひ学園」というかわいいフォントを選択。
見た目が変わったのがお分りいただけますでしょうか?!
↑こちらが通常のwhooのページ。「ヒラギノ」フォントを使用しています。
フォント次第でサイトの雰囲気がガラっと変わることを体験できる内容でした。
さらに、素敵なおみやげも。
日本の活版印刷の先駆者、本木昌造さんの活版印刷一筆箋。日本の文字を活字化することに成功した偉大な方なのです。
フォントのモリサワさんならではのアイテムですね。
コニカミノルタさんのブースでwhooの名刺を展示
コニカミノルタさんのブースでは、whooの専用工場で利用している「JETvarnish 3D」シリーズの展示がありました。
日本国内ではまだ導入している工場が数えるほどしかない、貴重な機械です。
箔やツヤといった輝きが立体的にのせられる加工機械で、印刷物にプレミアム感を加えることができるのです。
ココにwhooの「Haku(箔)」「Clear(クリア)」の名刺がサンプルとして展示されています。
実際に手にとることで輝きや立体感を体感していただけたらいいなと思います。
印刷もデジタルの時代
私はpage自体初めての参加でした。
一番びっくりしたのは本当に様々な機械が動いていたこと。印刷機といっても紙の印刷からモノの印刷まで、大小たくさんの種類があります。
展示会全体が工場のようでした。
機械の他には「デジタル」「クラウド」「自動化」「VR」「アプリ」といったIT系のワードが多く目につき、印刷業界でもデジタル化が大きなトピックなのだなと感じました。
クリエイティブゾーンではデザインソフトの使い方やデザイン制作についてのお役立ち系セミナーが行われていました。
気になったブース。モバイルスタンプラリーが簡単につくれるそうですが、印刷との関連がハテナ??でした。
whooでもこれから少しずつ新しいサービスを行っていく予定なので、業界のトレンドをウォッチしつつ、視野を広げて良いサービスづくりをがんばっていきます!
written by NAO